リストラからリベンジして転職活動で成功する秘訣とは？

リストラされてしまったら？

景気回復が著しいといわれ、採用市場はだいぶ売り手市場といわれています。しかしまだまだ、景気は不安定であるため、不況の分野も多くありテレビコマーシャルや新聞で名前を見たことがあるような大企業が大規模なリストラを行っています。

リストラなんて、自分とは全く関係ないと思っている方もいるかもしれませんが、いつ自分の身に降りかかってくるかはわかりません。もし、会社のリストラのリストに自分が上がっていたら、リストラをされた場合、生活ができなくなると焦ってしまう気持ちもあるかもしれませんが、まずは冷静になりましょう。

リストラをされてしまっても、失業保険があるためしばらくはお金には困らないはずです。リストラは自己都合退職ではなく会社都合退職となるため、きちんと失業保険の手続きをすれば、7日後から失業保険の支給が始まります。失業保険の給付日数は、約90～330日で約260万円ほど支給がされますし、国民年金については2年間の軽減の期間があります。

会社都合のリストラによる退職であるのに、自己都合による退職として失業保険の手続きを行わないように注意しましょう。自己都合の退職での失業保険は、90～150日で約118万円の支給とかなり日数と金額が違うため、会社から離職票をもらった場合にはきちんと「会社都合」と記載をされているかは確認をしましょう。

もし仮に「会社都合」ではなく「自己都合」となっている場合は、会社に連絡をしてきちんと書き換える必要があります。会社が書き換えてくれない場合は、ハローワークなどの専門機関に相談するのがよいでしょう。

リストラされて転職する際に成功するためには

しっかり生活を整える

リストラをされてしまったら、自暴自棄になってしまい、乱れた生活を送り、失業保険、国民年金などの手続きをきちんと行わない人もいるかもしれません。しかし、そんなネガティブなままでは先に進むことはできません。まずきちんと生活をするために失業保険や国民年金などの手続きを行い、生活環境を整えましょう。

会社都合の失業保険は、約90～330日とそれなりの期間がありますので、焦らずじっくりと転職活動を行っていきましょう。

気持ちを切り替える

せっかく転職活動を行っていっても、「自分はリストラをされたんだ」「やっぱり前の会社がよかった」「このまま転職できるのか」などのネガティブな気持ちを抱えたままでは、転職活動はむずかしいでしょう。この転職活動をチャンスととらえて、挑戦してみたかった職種や企業への転職活動を行うなど、前向きに気持ちを切り替えて行動することをおすすめします。

面接や書類で気を付けること

転職活動を行っていく際に、気を付けていただきたいのが、リストラをされたことについてどうやって伝えるかです。

履歴書や職務経歴書には、素直に「会社都合により退職」と記載するのが良いでしょう。応募先の会社が知りたいのは以前の会社でどのような経験をしてスキルを得て、どのような貢献をしたかという点であり、どんな理由で退職になったかはあまり気にしていません。どうしても気になった場合は、面接の際にどんな理由で退職なったかを聞かれるでしょう。

面接でなぜ退職となったかと聞かれた場合は、大げさなことやウソは言わずに業績不振、倒産、人員整理などの具体的な退職の理由を伝えましょう。その際には前の会社の悪口などは言わないようにしましょう。もし前の会社の悪口をいったりすれば、やる気を感じてもらえなくなり、マイナスのイメージの評価をされるかもしれません。すでに気持ちを切り替えて、やる気があるというアピールをする必要があります。

ぜひ転職を成功させて、リストラをしなければとよかったと思われるほど、転職先の会社で大活躍ができるように前向きに活動しましょう。